未成線 紀泉鉄道探索 part1
(16/5/1 探索)
へ至ろうと昭和初期~中期に計画された路線で、実際に清児駅周辺や熊取町内は着工したようです。しかし、戦争の激化や資金がなかなか集まらないなどの問題が有り、計画は中断したようです。
そんな紀泉鉄道を清児駅から熊取町内までチャリで探索してきました。
まずは清児駅へ。
言い忘れてました。Yahoo!ブログが地図添付サービスを終了したため今回は地図なしです。
別窓で照らし合わせて頂けるとわかりやすいかと思います。
ホームから。まだ用地が残っています。
分岐した先を見ると、新し目の家が建ってました。
先ほどの家の向こう側です。正面が延伸方向(熊取方面)です。
この辺りは住宅街で、痕跡はほぼありません・・・。
この先で近木川を渡りますが、橋はこの住宅地建設時に撤去されたそうです。
ということで対岸へ。この辺が延伸先で、ちょうど農作業してる方がいたのでお聞きした所、
この農道がそれでした!
清児方面を向いてます。この時「橋は建設されなかったからこの先何もないで」をお聞きしたので、行ってませんが、前述の通り過去に1度出来上がってます。再訪するかも?
同じところで反対(熊取方面)を向いて。
建設当時より、築堤の土砂は無くなっているようです。
ちなみにこのまま行くと直角カーブなので、本来のルートではないようです。
道なりに行き、下の写真の左から出てきました。
本来は写真正面奥から手前にかけてが、線路跡のようです。
反対を向いて。次の写真は前の写真の「ココ」に行きます。
「ココ」です。清児方面を向いてます。
写真中央に何かあります・・・!
これは!?近くで見ましょう。
初めて遺構らしいもの発見!
水路を跨いでいた跡のようです。それにしても畑の中で邪魔そうにあります(笑)
境界柱もありましたので、紀泉鉄道のもので間違いないでしょう。
熊取方面を見ます。左の家のブロック塀や、右の工場の壁の角が切れてるのを見ると、
線路予定地だったことがよくわかります。
ほかのサイトなどを見ると、工場のところにも同じ物があったようです。
少し進んで千石荘ロータリーです。
写真右から正面奥が線路跡です。ここは昔病院があり、紀泉鉄道も駅を計画していたようです。
ロータリーの奥です。
道なりは病院跡のようですが、現在はレジャー施設の工事が行われています。
紀泉鉄道は丸印の方です。
この辺でようやくらしくなってきました。
少し上り勾配。
5月に探索したこともあり、心地よい場所でした。
草が生えていないところは、踏み固められて生えていない訳ではなく、
むしろふかふかしてました。
この辺で下りへ。少し先が開けてきました。
もうすぐ森を抜けます。この先はどうなっているのか?
次回へ続く・・・。